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看護師の仕事

看護職のこれからのキャリアをどう考える?

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看護職のキャリアとは?

どんな仕事でも「キャリアを積む」ことが求められます。
看護職も新人として就職したら看護職としてのキャリアを積んでいくこととなります。

さて、キャリアと聞くと何をイメージしますか?
仕事での経歴、近くにいる上司の存在、忙しく働いているイメージなどがあるでしょう。

広辞苑によるとキャリアには以下のような意味があります。

①(職業・生涯の)経歴
②専門的技能を要する職業についていること

職業の経歴や専門的技能は仕事での知識や技術、経験してきたことをさします。
広辞苑に掲載されている意味をよく見ると、
生涯の経歴」という意味もあるのです。

看護職として就職すると、
配属された病棟や診療科の看護ケアで必要とされる知識と技術、行動の仕方を覚えていきます。
そして経験年数が3年くらいになると、新人の指導を任せられるようになります。
さらに経験年数が経つと、
職場でのリーダーとしての立場を経験するようになり、
いつしか上司から昇格の話をもらっているのです。

多くの医療施設では看護職として就職すると、
看護職の資格を活用してどのように仕事をしていくのかという、
職業としてのキャリア形成が重視されています。
職業としてのキャリア形成は資格を持って働くという上で、
大切なことであり、看護職として成長していくために必要なことです。

しかしながら看護職の実態として、
離職や潜在看護師(看護職の資格を持っているが看護職として働いていない)が多いことがあります。
離職したり潜在看護師となった方の中には、
看護職としてのキャリアを積む中で何かしらの問題や障害があったことが原因となった方もいるはずです。

これからの看護職のキャリアは職業としてのキャリア形成だけではなく、
人生をどう生きていくのか生涯の中の一部に看護職の仕事があるという、
生涯の経歴について考える必要があるのです。

看護職の離職につながるキャリア形成とは?

看護職の離職につながらるキャリア形成とは何なのでしょうか。

それはキャリアの2つ目の意味である「専門的技能を要する職業についている」ことです。

看護職として就職すると、配属先に求められる膨大な知識と技術を覚えて、
経験年数が経つにつれて、後輩の指導や配属先のチームをまとめる存在になり、
やがて昇格の機会を得ていきます。

看護職は患者さんの日常生活から治療まで、全てに携わっていきます
そして患者さんへの接し方については、接遇という形で新人時代から細かく指導されます。
今たった2行で表現しましたが、看護職のあなたはご存知の通り、
これらにかなりのエネルギーを費やします
そのため勤務が終了すると身体と心に大きな疲労感が伴います。

患者さんへに看護ケアや日々の接遇にエネルギーを費やす毎日の中で、
職場の研修に参加すると業務に関する内容が多く、
上司と面接をすると業績評価のことや昇格、新たな資格のことが話題になる場合が多い
です。

看護職として、資格を活用して働くためには必要不可欠な要素であり、
キャリア形成に必要なのです。

しかしながら、「資格を活用する職業」に焦点をあててしまい、
看護職個々の生涯、生き方に目をそむけてしまうと、

自分は何のためにやっているのだろう。

燃え尽き症候群のような、看護職の仕事にやりがいを見出せなくなってしまうことがあるのです。

生涯のキャリアがあっての看護職のキャリア

今世の中では副業が解禁となる企業が出てきたり、公務員も副業が解禁となる動きが出てきています。

副業を始めとしたさまざまな働き方を含めて、
人としての生き方が重視される考えが広まってきていることは確かです。

これからの看護職のキャリアも考え方をシフトしていく必要があると思うのです。

看護職は国家資格を持ち、その知識と技術を研鑽しながら仕事をしていくことに変わりはありません。
しかしながら看護職も職業としてどうキャリアを積むのかだけではなく、
「人生の中に看護職として働くことを含める」というキャリア形成の考え方をどんどん取り入れていくべきです。

すでに生涯のキャリア形成という考え方を取り入れている医療施設もあれば、そうではない医療施設もあるはずです。

まずは自分の人生をどのように歩んでいきたいか、
その上で看護職としてどのように働いていきたいのか、
この考え方を看護職個々も看護職を雇用する組織も大切にしていくべきなのです。

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